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長久手に古戦場あり その一

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ざっくばらんにとりあげる雑人的長久手の郷土史

「古戦場公園再整備事業市民ワークショップ(仮称)
古戦場公園みんなでやらんかい(会)その参」にお邪魔しました。

 長久手には古戦場がある。その昔天正12年(1584年)というから、
435年前、とても激しい合戦があった場所で、合戦というからには当然生命を落とした人もいる。そこに暮らしていた人も逃げたり、隠れたり大騒ぎだっただろう。とにかく、勝つか負けるか、逃げるか突っ込むか。人の生死がはかられた場所なのだ。そんなことまったく知らないという方も、実はうちの祖先はね…という方も桜の季節になると「あ~、あそこの桜はね、きれいよねぇ」と話題になる。合戦から長い時を経た今、多くの人が憩う公園として親しまれている。その名も「古戦場公園」。毎年4月には長久手古戦場桜まつりで賑わう。
 この公園は、再整備される予定。そして再整備後の公園を市民主体で管理運営するための組織づくりや将来に向けた市民の関わりについて考えているらしい。さすが、古戦場だけあってなかなか決着はつかない。いや、だからこそ、市民同士の絆も深まるといったところだろうか。何にせよ「長久手に古戦場あり」をお伝えすることができることが嬉しい。これを機に、古戦場公園に足を運んでいただけたら更に嬉しい。

歴史の小窓

「尾張・美濃・伊勢の三国を舞台としてくりひろげられた戦いは、小牧・長久手の戦いとして知られている。本書はこれを「長久手合戦」と総称し、(中略)羽柴秀吉と織田・徳川の連合軍は、本能寺の変による信長の死後、織田政権の継承と天下統一を目指して死闘を展開したが、それはたんなる局地的な戦いにとどまらず、全国各地の武士階級・寺社や土豪勢力をまきこんだ総力戦で、外交的な駈引も随所にくりひろげられた。」
(長久手町史 資料編6より抜粋)

古戦場公園再整備事業市民ワークショップの問合先 
市生涯学習課生涯学習係 電話 0561-56-0627

古戦場公園 長久手市郷土資料室のご案内
長久手市武蔵塚204 電話 0561-62-6230
【営業時間】 9:00~17:00(入室は16:30まで)
【休業日】 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
【入館料】 無料 駐車場 無料(普通車49台)