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たっぷり3時間、自然を満喫してきました。 ここって、ほんとに長久手?と思ってしまうような風景があるんです。

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合同会社つむぎて×障がい福祉サービスつばさ(NPO法人百千鳥)×就労B型サクラワークス。(マゼンダ)

開墾から、畑作り、
自然栽培に取り組む。

スタードーム。きゅうりは組んだ竹にはあまり絡まずに、地を這っている。それが自然なのだそう。左から岩瀬 清佳さん、加藤康次さん。

長久手の里山の風景が残る上郷地区の一画。尾根の谷間に田んぼが連なるゆるやかな坂道を登る。草と土の匂いが、ムンとする。合同会社つむぎてのお二人に案内して頂く。
軽トラックに作業着&長靴&蚊取り線香という出で立ちで、さわやかな笑顔と共にさやかさんは現れた。かたや穏やかな微笑みで加藤さんがたたずむ。

「これ、龍舌菜、色んな条件によりますけどね、赤くなる場合があるんです。」なるほど。雑草とは、こちらが無知なだけで、みんなちゃんと名前があるんだ。しばらく人の手が入っていなかった土地に溝をきって、石を組み、水を流す。生えている雑草、見えない生き物、葉っぱの影の息づかいに目を凝らし、耳をすませて約2年。「水が流れたとたんに、いろんな生き物が寄ってきたんです」。

『発酵する場』をつくりたい

さやかさんは、ご自身の経験から「生きること、食べること」に対して向き合ってきた。人と人との関係性も『発酵』する場があれば、気持ちよく生きていけるのではないかと素人ながら自然と取っ組み合いを始めた。ほんとに、大変だけど、だからこそ楽しくやらなきゃ仕方ない。つむぎての仲間たちとの出会いも、夢と現実のバランスには欠かせなかった。地元の隣の畑のお母さんも、笑顔で見守ってくれる。挑戦したい気持ちがまた、膨らむ。

危険がいっぱい。
だから、ご案内します。

 

雑草のおうち。中で楠木を燻して貝灰を造る。煙で防虫防腐対策し、木灰と貝灰は藍染の染料に使う。

「これはもぐら、こちらはいのしし。ウネを作るのをやめたら、なぜかここは食べられなくなった、不思議ですね、たぶん、自然界ってこんな風にまとまって1種類だけが群生してるって、ちょっと不自然なんでしょうね」。できるだけ、あらゆる境界を作らずに続けたい。だから、人間との関わり方も模索中。たくさんの人に体験してほしいけれど、どうすれば共存ができるだろう。壊しても、遊んでも、元に戻す。ゴミを捨てない。当たり前のコトが伝わらないもどかしさに戸惑う。立ち入り禁止の看板は立てたくない。大切にしていることをわかって欲しい。一緒に気持ちのイイ場所をつくりたい。ともあれ、怪我や事故があってはならない。だから丁寧に説明する。見学したい方、体験したい方、まずは連絡をしてください。

緊急告知
「雑草の不思議や自然循環について」というテーマでつむぎてさんのお話をもっと聴く会を企画中。詳細が決まったらお知らせします。

「合同会社つむぎて」4人の共同代表

・ 岩瀬 清佳(さやか)
コーディネーター

・ 加藤 康次(マルペケ)
Webクリエーター・自然栽培米農家・ ローカルコーディネーター

・杉山 修一
自然栽培農家

・ 前田 純(フラグミテス株式会社)
雑草料理研究家

見学のご案内のお問い合せはメールで受け付けます。
hello@tsumugite.jp
こちらもご覧下さい。
http://www.tsumugite.jp/

NPO法人百千鳥(ももちどり)&障がい福祉サービスつばさ 
電話 0561-56-8672(竹田晴幸さんをお尋ね下さい)
障がいや病気があっても、誰もがありのままに暮らし続け、地域でいきいきと活動できるようにとの願いで、障がい福祉サービスの法人を運営。「地域とともに歩む福祉」の実現を目標にしています。