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長久手栗のモンブラン

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長久手コレクションスイーツ

パティスリーハイ
長久手市作田2丁目

長久手市内の緑深き栗林
のんびりと育った栗

秋、栗、スイーツと言えば、モンブラン。
「その季節のフルーツがたっぷり味わえるし、彩りもきれいだからお土

産にも喜んでもらえる」と男女問わずファンの多いパティスリーハイ。
オーナー小崎さんが2年前から力を入れている秋のスイーツ『長久手栗のモンブラン』その名の通り長久手の栗を使用したモンブラン。
「もう、そろそろなんだけどね」と優しいまなざしを向ける栗の生産者、長谷川勝治さん。「ここの栗は、丹沢という早生栗」「じっとね、おいしくなったよって栗が落ちるまで待つでしょ。ほんとは、そのままにしておくと熟成して美味しくなる。けど、虫が食べちゃうから、落ちたらすぐ拾っておいて、小崎さんを待ちます」
たわわに実った栗を見つめながらの男たちの会話は、熱い。

「この栗が 、美味しいケーキになると思うと、うれしいし、はりあいになるね」
とはいえ、天の恵みの実りなので、祈るようにつぶやく。「いい栗ならんかなぁ・・」

パティスリーハイのオーナーシェフ、小崎弘嗣さん(左)。長久手栗の生産者長谷川勝治さん(右)の畑に足繁く通う。

素材をもっともっと
美味しくするために

小崎さんは、ケーキとしての工夫を色々考える。蒸す時間、ねかせる時間、ツヤの出し方、見た目の楽しさ、ワクワク感・・・。
旬の素材って、野菜でも果物でも、季節の実りを満タンにしているから、何も付け加えず「そのまま食べる」のが、一番。そこにひと工夫、もうひと工夫を重ねてもっと美味しく、もっと喜んでいただけるように。そのための手間は惜しまない。

長谷川さんから受け取ったあとじっくりねかせた栗を、何度かに分けて 蒸しあげる。
熱いうちに 栗を半分に切って、スプーンで栗の実を取り出す、大変な作業。

集めた栗の実に牛乳と砂糖とバターを合わせて、ペーストを作り 裏ごし。 渋皮などを取り除く。滑らかなクリームが出来上がり。

「栗はね、8㎏から10㎏を90分から100分ぐらい、しっかり時間をかけて蒸すんだ。そのまま割って、ひとつひとつ実をすくいだして、甘味をたしてペーストにする。裏ごしして、1日冷まして、絞る。丁寧にね。で、すごく、悩んだんですよね、下の土台」
モンブランの名前の由来はアルプス山脈の『モンブラン』。栗をふんだんに使って、山の形に似せて作ったことからこう呼ばれる。栗のクリームが、フワフワのスポンジの上に山のように飾られているのが一般的。長久手栗のペーストとのベストパートナーをどうするか、小崎さんは試行錯誤を繰り返したそうだ。


この、栗のボリューム感!
栗の甘さや風味の変化が楽しめるので、毎週食べても飽きないかも。
長久手栗のモンブラン 
490円(税別)

「栗を主役にしてね。サクッとした感じを持たせたくて。だから、土台にメレンゲを使ってみようと。そうすると、栗の香り、甘味、うま味をより楽しんで頂けるモンブランに仕上がりました」集めた栗の実に牛乳と砂糖とバターを合わせて、ペーストを作り 裏ごし。 渋皮などを取り除く。滑らかなクリームが出来上がり。

「栗は、ねかせると、さらにうま味が出ると長谷川さんにも教わったので試してみたら、香りもうま味もぐんと深まった。それぞれの栗の味をお客さんにお届けしたい。だから、うちのモンブランは、9月、10月、二度楽しんでいただけます」と小崎さん。
大切に育て、さらに活かそうとする人がいて、この「長久手栗のモンブラン」がある。口中いっぱいに広がる栗のうま味がじんわりと心にもしみてくる。旬の素材にこだわって、愛情たっぷりに向き合う小崎さんの手にかかる「長久手栗」も、幸せに違いない。

こちらもぜひ。
上から、ながくてりーぬ 180円。長久手の特産品「まな」が甘~くて美味しいスイーツに。長久手のお土産、ご贈答にお勧めです。
焼きたてマロンパイ 380円。さっくりパイの中に栗が丸ごと。
パテハイ 165円。サクサクシューにとろーり濃厚なカスタードクリーム。

(価格はすべて税別)

パティスリーハイ


作田2丁目104
電話 FAX 0561-41-8191
営業時間 10:00~19:00
定休日 水曜日