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前熊(まえくま)お天王まつり

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暑い夏を元気に過ごせますように

平成29年
七月九日(日)
午後6時30分〜8時30分ごろ

夕暮れどきになると、打ち囃子太鼓の音が響いてきます。
多度社に続く田んぼの苗が青々と涼やかな道には、
ゆらゆらと角行燈がゆらめいて
子どもたちが思い思いに描いた絵が、目を楽しませてくれます。
打ち囃子太鼓の音がひときわ賑やかに響きだし、
盛大なかけ声とともに、
赤ちょうちんを灯した市有形民俗文化財「前熊の山車」の曳きまわしが始まります。

この山車は、津島神社の祭礼(お天王まつり)に曳き出されるものです。牛頭天王は、疱瘡や疫病など流行病の予防神であり、各地に祀られています。
永禄5年(1562年)頃から行われてる「前熊お天王まつり」は、約450年の間、地元の方や、保存会の方、子どもたちが大切に守り継いでいます。※1

山車の曳きまわしには、見学の皆さんの
ご協力も歓迎します。
有志による手作りの出店もあります。

多度社
前熊村の氏神、多度社の鎮座する森は深々と生い茂り、長久手合戦の際、進軍の兵から、人家や人々の姿を覆ったと言われます。寛文元年(1661年)に建てられた花崗岩造の鳥居は、市有形文化財に指定されています。※2

※1 〈参考〉昭和62年7月第231号長久手町の文化財14

※2、※3 〈参考〉長久手町史資料編3