長久手で暮らす人、仕事する人、活動する人
などなど、とにかく長久手を楽しんでる人にどんどん自己紹介してもらいます。
長久手でホームスタート事業をはじめました。
一般社団法人次世代育成支援機構 みどりの風 代表理事・梛野千鶴さん
2年前に愛知県主催の「家庭訪問型子育て支援事業説明会」に参加し、「ホームスタート事業」を知りました。まだ聞きなれない方も多いかもしれませんが、ホームスタートとは「地域の子育て経験者が週に1回2時間程度、未就学児のいる家庭を定期的に訪問し『傾聴』と『協働』するボランティア活動」です。
訪問するビジターの養成講座も開催します。ご自身の子育ての経験を活かして、「子育て中の親に寄り添う支援」をする仲間も増やしていきたいと思っています。
地域にも育ててもらった子ども時代
私は、まだまだのんびりとした昭和の空気が漂う名古屋市で生まれ、家族はもちろん地域の方にもかわいがってもらい、人との温かいかかわりの中で育ちました。自分の人生についてもどこか冷静に見つめる目を養ってもらったように思います。一方で、「青少年赤十字クラブ」の素敵な先輩に憧れてボランティアを経験し、そこで小さな子どもや赤ちゃんのお世話をしたことが保育の世界に進むきっかけになりました。いとこのお姉ちゃんがOLになったのをみて「すてき!」と思い、社会に出て働く自分をイメージしていました。目が見えなかった祖母も「青少年赤十字クラブ」に入るきっかけでした。祖母に頼まれたことをやってあげると「ありがとう、助かった」と言ってくれたこと。本当にうれしかったんです。誰かの役に立つことは、喜びにも生きがいにもなると教えてもらったんですね。憧れた「人間モデル」に近づきたい!自分が誰かの役に立つことがとてもうれしい!これは、今でも変わらないです。
「子育ては地域で支えあう」と良い
やがて、家庭を持ち、3人の子どもに恵まれました。営業マンだった夫の転勤、社宅住まいは子育てにも大いに影響しました。地元を持てない子どもたちには気の毒な思いをさせたかな?と今でも思います。私自身はいろいろな場所で生活することがとても楽しかったし、そこでの出会いから、自然と地域参加をしていました。絵本の読み聞かせのボランティアからはじまり、保育士の経験も活かした育児相談員、「ファミリーサポートセンター」のアドバイザーなど、やりがいのある仕事や仲間と出会いました。どこにでも子どもと一緒にでかけて、出会いの先にまた次のステージに出会う、その繰り返し。ありがたいことに全部丸ごと経験として積み重ねることができました。
「子育ては地域で支えあう」と良い
長久手でも子育て支援センターの相談員の仕事を3年勤め、その後10年間、社労士事務所を開業した夫の仕事を手伝いました。それまで大勢の方と会っていた時間が急に減ったことで、私はやっぱり地域に出て、人と関わることが好きなんだと実感しました。夫の死後、「子育ち応援団はっぴぃ」を開所。そして、2024年2月、一念発起して起業。ホームスタート事業のほかにも、心の健康度をどんどんあげられるようさまざまな事業を展開していきます。まずは、興味を持ってもらえると嬉しいです。ぜひ、ご一緒しましょう。
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特定非営利活動法人ホームスタート・ジャパン
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midorinokaze2024