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長久手市さつき盆栽愛好会主催 「さつき展」にお邪魔しました。

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さつき=長久手市の 花

長久手市さつき盆栽愛好会は来年45周年を迎える伝統ある会。
名古屋城や名城公園にも出展している。
現在60代から90代の会員10人のみなさんが活動中。

みなさんに「みていただく」 という気持ち

それぞれご自宅で日々の面倒をみて、会員同士切磋琢磨しながら大切に育て、花の咲く時期には展覧会を開催する。とはいえ、毎日の暑さ寒さに左右されるので、この日ときめた展覧会にあわせて仕掛けていくのは、熟練の会員でも毎回一苦労があるそうだ。それだけに「きれいだなぁ」の一言が、本当に嬉しいと目を細める大室稔会長。造園業を営む傍ら、20代の頃からこの会の皆さんに色々教わり、さつきを愛でてきた。先輩方から譲り受け、ご自身で3代目になる100才ぐらいのサツキは今でも見事な花を咲かせるという。季節のうつろいに心を配り、水管理、温度管理、暑さの管理を怠らない。どんなに帰るのが遅くなる日でも、まずサツキを見て回る。花が好きというのはもちろんだけれど、やっぱりみなさんにみていただくことで張り合いが出るねとやさしい笑みがこぼれた。

奥さまの手伝いからサツキに魅せられたという中野十四夫さん。ちいさな盆の中で、まさに「生きてそこにいる」サツキは、それを「育てるのが醍醐味」と語りながら、御年齢92歳の中野さんの目がきらりと光った。

 

 

1997年、全国誌にも掲載されました。

「白、赤、混ざりと、色んな花がつくの」
花のつきかたが流石にしっかりしていてね、見事なの」
「これはね30年目かな」

それぞれの思いを込めて仕立てた作品とともに。

Nagakute Viewpoint
市の花 さつき

昭和49年10月、自分のまちを代表する花や木をまちのみんなで決めて、住民の連帯意識の向上と、緑化事業の推進を進めるため広報紙で提案された。  愛知県農業総合試験場の花木研究室の指導で、ユキヤナギ・スイセン・クチナシ・コデマリ・サツキの5種の中から住民投票で選ばれたのが「サツキ」だ。ちなみに、同時に選ばれた市の木は、「カエデ」。

【お問い合わせ】
長久手市さつき盆栽愛好会
会長 大室稔(おおむろみのる)
TEL 0561-62-0679

長久手市福祉の家で5月25日~27日まで開催された「さつき展」にて(5月26日午後取材)