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季節の子育て(1)

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子育てしながら人と自然の雑人LIFE!!
長久手から始めませんか?

文:ながわ けいこ

春です! 日本という国に生まれてよかったなあと感じる季節、
ここ長久手は、程よく自然と都会の生活がMIX!
大人になると、忘れがちな事ですが私達は自然と共に生きています。
私は子どもとアートに関わり 30年近く過ごし
多くの事を子どもたちから学び
現在では自然のサイクルに合わせたアートプログラムを展開しています。
みなさまの子育てLIFEのエッセンスとして
少しでもお役にたてたらと思います。

【ながわ けいこ】
長久手市岩作でアートスクール「アトリエフラワーチャイルド」を運営。自らの子育て経験や、教室の子どもたちとのふれあいの中で見つけたものごとをFacebookやブログでも語っています。
●フェイスブックページ
「アトリエフラワーチャイルド」
●HP
http://www.atelierflowerchild.com/

春のこどもたちは、元気いっぱい!でも…?

力を蓄える冬を越えての3月、教室に来る子どもたちは笑顔があふれて賑やか!しかしその元気も新学期が始まる頃になると新しい環境の変化などで緊張も続き、ちょっとお疲れ気味に。この頃の子どもたちは、まるで長い冬を乗り越えて土からようやく芽を出した新芽と同じ。勢いはあるけど、まだまだ少しの雨風で、倒れてしまいそう。4月5月の子どもたちは、集中力が途切れがちで普段から繊細な子はより敏感に。そこでアトリエでは、ストレス発散したり、リラックスできる課題を取り入れています。

お母さんも新しい生活のリズムが出来るまでは、大変だと思います。子どものグズグズが増えるとついついイライラ。でもこの時期の子どもたちはとっても一生懸命。いつもよりも余裕をもって見てあげたいものです。また、5月連休明けごろから友達とのトラブルも増えてきます。4月に新しく出会い、最初は遠慮しながら付き合ってきても親しくなると、どうしても意見の違いなどが出てきます。

ある程度の仲たがい、小競り合いなどは、日々暮らしていく中では当然のこと。アトリエでも新しいメンバーが来ると、子どもたちは大騒ぎ!特に男の子の個々のスタンスを決める儀式のような騒ぎが大切なようです。私はこれを「ポジション決め」と呼んでいますが、大人から見ると、ただ騒がしく争いをしているような事も彼らの成長にとっては必要。しばらくすると、自然に子どもたちは自分の立ち位置を決めておさまります。この時期、大人は冷静に見守る姿勢が大事だなぁと彼らから学びました。

人と出会い、人との間で育つのが子どもたちの自然な姿。雑木林にいろんな木があるようにいろんな人がいるのが自然の姿。違う事が当たり前。そんなちょっと肩の力を抜いた「雑人」ライフ!ここで一緒に始めませんか?これから季節に合わせた子どもたちの様子をお届けしたいと思っています。どうぞよろしくお願いします!

え/たいきくん(8歳)
え/たいきくん(8歳)